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ネットショップをどこに出店するか?

インターネット上のお店(ネットショップ)を始めようと思った時に、
『どこに出店するか?』ということで悩まれることはないでしょうか?

おそらく、ネットショップを始めようと思った際に、多くの方が「ショッピングモール」(オンラインモールと呼ばれたりもします)を頭に思い浮かべると思います。

いわゆる『楽天市場』『Yahooショッピング』のような数多くのショップが集まっているWebサイトです。


『楽天市場』を例に挙げますと、楽天に出店しているお店の数はこのコラムを書いた当初の2006年時点で約15,000店でしたが、2011年には約36,000店、2015年は約44,000店舗と倍以上の伸びを示している日本最大級の巨大ショッピングモールになっています。

これだけのお店が集まっているモールだからこそ、楽天市場へのアクセスも約1億7千万PV(ページビュー)が2011年では約31億PV、2015年で約35億PVと桁違いの集客力を誇っています。

これだけのアクセスと知名度があるから楽天市場に出店される企業が後を絶たないのですが、ここに大きな落とし穴が潜んでいるわけです。

この落とし穴とはもうお気づきとは思いますが、楽天という巨大なショッピングモールに入る人は延べ35億人いるけど、ただお店を出しているだけでは、44,000店舗あるモールの中から自分のお店に入ってくれる人はほとんどいないはずです。

つまり楽天に出店している約44,000店舗の中から選ばれる何かがないと、自分のお店にはいつまで経ってもアクセス(来店)は望めないということなのです。


もちろんYahooショッピングなど他のショッピングモールでも同じで、出店数が伸びている裏で採算が取れずに退店するショップも多いのも事実です。

そして、ネットショップを始める際に、どこのショッピングモールにも参加しないで独自に始めるパターンもあります。これが『独自ショップ』になります。

この場合はお店の特色を出したりアクセスしやすいドメイン
(○○.comのようなインターネット上の住所にあたるもの。URLとも呼びます。)を取得して、独自の特色を生かしたホームページを作って出店することになります。

この独自ドメインでの出店には、各ショッピングモールにあるホームページ製作時の制約(レイアウトやデザインなど)は一切なく、全て自由ではありますが、ショッピングモールの特長でもある決済システムなどは全て独自に構築、もしくは有料のショッピングカートシステムを利用する事になります。

そして独自ショップは、オープンした状態では検索エンジン(YahooやGoogle)にも登録されていませんので電話帳(タウンページ)に載っていないお店と同じです。

知っている人以外はお店にたどりつく(アクセスする)ことはありません。

上記のようにショッピングモールへの出店も独自ショップもそれぞれメリット・デメリットがあります。

他にも資金面などにも大きな違いがありますので、下記にまとめてみました。

資金的にも運営的にも多少なりとも余裕があれば、モール、独自両方に出店できるのがベストだと思いますが、最初はそこまで費用が出せない、人員を割けない、知識がない、わからない、などの諸事情で1つから始めたいなどの場合など、どうインターネットショップを出店するかを考える際の参考になれば幸いです。



 メリット・デメリット

独自ショップ
特色 ・お悩み解決型の商材に向いている。
・ニーズをピンポイントで一本釣りするパターン。
メリット ・コスト(固定費)をショッピングモール出店よりかなり安価に抑えられる。
例)サーバーレンタル代(1ヶ月数百円から借りられる)
ドメイン料(○○.comなどの権利料。1年千円程度~)
デメリット ・サイトを知ってもらうまでに時間がかかる。
(検索エンジンに登録されるまで数週間から1ヶ月以上かかる場合もある)
・安心感や信頼感を1から作り上げる必要がある。
・クリック広告や媒体広告には当然費用がかかる。

 

ショッピングモール
特色 ・ウォンツ型(何かいいものないかなぁ)に向いている。
・通販好きな方がサイト入口まで来ているので嗜好に訴えるパターン。
メリット ・著名ショッピングモールに出店しているということである程度の信頼と安心感を与えられる。(モール主催の集客企画などに参加出来る)
デメリット

・独自ショップに比べてコストがかかる。
例)楽天市場の場合
固定料金 : 月39,800円~(3ヶ月分契約)
(※1年契約で月19,800円~プランあり)
従量料金 : ロイヤリティ(ショップ売上の2~5%)、モール企画参加料、他

例)Yahooショッピングの場合
固定料金 : 無料
Tポイント原資負担 :2.5%~16.5%
アフィリエイトパートナー報酬原資 : 1%~50%

※Yahoo!ショッピングは2014年以降、初期費用無料、毎月の固定費無料、売上ロイヤリティ無料のeコマース革命を打ち出しております。

・モール特有のしくみに合わせたデザインにする必要がある。
(フリーデザインの場合はさらに固定費用がかかることになる)
・同モールに出店の、同様の商品を扱うショップとの競争。
(同商品の場合、価格競争が避けられない)